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布ナプキンを7年使ってみた感想と夜も安心の便利な使い方

てらきちさんと出逢ってから、周りにエコでナチュラルな人たちが増えた。私はその人たちを密かに「茶色い人たち」と呼んでいる。茶色い人たちは天然のものを好むので、服やバッグの素材は麻や綿やかご。色は草木染か藍染めだから、生成りや茶色っぽいものが多い。

化粧もしかりで、すっぴん、もしくは部分メイク。女性なら髪は長い黒髪か、夫婦で切りあうためザンバラなボブか。ショートはすぐ伸びて毎月の手入れが意外と手間なので、思いのほか少ない。ショートカットは、まめに美容室に通える人のほうが好むようだ。

エコ社会では、生理ナプキンの害はいうまでもなく、エコの観点からも健康維持のためにも布ナプキンが主流だ。もちろん素材はこだわる。適当なコットンでは役不足で、オーガニックコットンか麻が好まれる。

エコな知り合いからいろいろ話を聞いていると、市販の生理ナプキンが恐ろしくなり、布ナプキンの素晴らしさ「からだを温める、経血量が減る、生理期間が3日になる、体調管理できる、経血コントロールができるようになる、、、などなど」が際立ってくるようになった。

そんなに体調がよくなるなら、試してみたい。

別にこのころ体調不良だったわけでも、深刻な生理痛に悩まされていたわけでもないけれど、よくなることは試したいもの。しかも、感覚的にも石油製品であるビニールや吸水ポリマーを大事なお股にぴったりフィットさせておくのは良くない気がした。今まで考えたこともなかったけれど、知ってしまったら気になる。

そうして、茶色い人が手作りして販売していた布ナプキンを2枚ほど恐る恐る買ってみた。

余談だが、茶色人たちの手作り品は、お菓子にしても雑貨にしても服にしても市価よりかなり値が張るものが多い。これは、材料がいいからというのが主な主張だけれど、じつは作る量が少ないため仕入れ量も少なく仕入れ代がかさむこと、エコの観点からあえて手間をかけて作る傾向があるため人件費がかさむ(作れる量が少ない)ことなどが原因だ。

商売のために作るのか、こだわりのために作るのか、生活のために作るのか、この辺が難しいところだが、うまくバランスをとって思いがけない稼ぎを得ている茶色い人たちも多い。一般社会の人と茶色い人は生きることへの意識が大きく違うので、一般の人のように装飾や見栄にお金を使わず、自分たちの手と時間と知恵を使って人生を楽しんでいる。

なにはともあれ、初めて買った布ナプキンはなかなか日の目を見ず、私の中の旬はすぎ、再度ブームがやってくるまでしばらくかかった。今度は中途半端な準備はやめて、しっかり調べてネットで買った。

はじめてだと、何を買ったらいいのか、どれがどれぐらい必要なのかもわからない。迷う。迷いすぎると面倒になるので、どこかの時点でとにかく買ってつかうことをおすすめする。

結局私が今使っているのは、ボタンでショーツに留められる大判のもの3枚。(そのうちの1枚は夜用で長さが長いけれど、普通サイズで十分だった。逆に大きすぎると洗いにくいし使いにくい。)三つ折りにして使う長方形のもの(2枚重ねで1枚)9枚、パンティライナーのような形でショーツに留めるボタンがついているもの2枚、ボタンがついていないもの3枚。

ボタンのついたパンティライナーのような形のものは、はじめごろや終わりがけに使うかと思ったけど、案外使わない。ボタンの分厚みがかさばるので、パンティライナーのような形のボタンなしのほうばかりにすればよかったと今は思う。

経血量は1,2日目が多く3日目には終わるので、これでまわしている。でもこれは多い日なら1日で使ってしまうこともあるので、長方形のものをあと5,6枚、ボタンなしパンティライナーのような形のものを3枚ほど買い足したいとは思っている。

私の場合、布ナプキンは3枚重ねる。 ボタンでショーツに留められる大判 をショーツ側に、ボタンなしパンティライナーのような形のものをその上、一番肌側は長方形を3つ折りにするもの。

おもにとり替えるのは長方形の3つ折りで、あとは替えるタイミングを間違えて血がついてしまった時だけでいい。

寝るときに横もれしないか心配していたけれど、これにはすごい技がある。なにかで見かけてからずっとこの方法ですごしているけれど、すごく安心して眠れるし、寝返りもうてるので試してほしい。

普通は三つ折りにして挟む布を、シガーロールというお菓子のようにくるくる巻く。そしてお股にはさむと、動いてももれないし、たっぷり吸水してくれる。ぴっちり巻くのがポイントで、布は薄手のハンドタオルでもいい。とにかく、お股に沿って布があれば、横もれしない。普通に平面に折って挟むだけでは空間ができるから、そこからもれてしまう。

最近は、昼でもこの方法を使うようになって、いよいよ快適になった。

ただ、布ナプキンの難点は洗濯だ。

ネットでは簡単そうに書いてあるけれど、はじめと終わりの頃の血はとれにくいし、なによりほかのものと一緒に洗えない。

汚れた布ナプキンはまず入れ物に入れて水につける。1,2時間も置いておけば血が浮き上がるのですすいで、次はセスキ炭酸ソーダを入れた水につける。重曹では血の汚れはとれない。ここで本格的に血がとれるので、再度すすいで、少しのエコ洗剤で洗濯ししっかりすすぐ。

夏は半日もつけておくと臭うし、ナプキンをかえるたびに洗うのは面倒で、だけど長くはおいておきたくない。出先ならビニール袋に入れておいて帰って一度にあらえるけれど、そのためにはナプキンの数がある程度ないと難しい。

水洗いやセスキ炭酸ソーダだけでの洗いも試したけれど、やはり血が残るようで臭ったりしたからおすすめしない。血を落とした後、石鹸か洗剤であらうようにすれば衛生的に長く使えるし、何より気持ちいい。

布ナプキンにしたのと同じころから中医学や薬膳を学び、食や生活習慣も変わったので一概には言えないが、確かに軽かったとはいえあった生理痛やPMSはなくなった。これだけでもすばらしいのに、余計なゴミが出ないし、体調管理もしやすくなったし、生理をデトックスだと前むきにとらえられるようになった。

石油系の製品について思うところがある方、生理痛や冷えに悩んでいる方は、布ナプキンおすすめします。私はこれからも、布ナプキン派。

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